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プロペラファクトリー制作記

趣味で作っている飛行機のペーパークラフトの作り方を載せています。 PDF型式の展開図をダウンロードできます。 ダウンロード先はホームページ(http://ta7080.wixsite.com/paperfactory)やペパクラギャラリーに載せています。面白そうなものがあったら、ぜひ作ってみてください。

カーチスR3C-0 その3

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かもめ
上翼を作ります。
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紙を丸めて補強材を入れます。上翼はwのようなガル型です。
左右の翼の背面には支柱用の穴を開けておきます。

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支柱の向きは長く出ている方が前です。竹ひごの補強材を入れています。
竹ひごは上下の翼の穴に入るよう1〜2mm長めにします。

フロートを作ります。
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いつもフロートのステップと先端に苦労しますが、今回も苦労しました。
何度も作っているはずですが少しずつ形が違うのでしょう。
展開図は前後一体ですが、重りを入れたりすることを考え分けて作ります。
足りないのりしろは別紙で付けてください。bは単なる入力ミスです。

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後部の底面が落ちてこないように、30の出っ張りに引っ掛けるように接着します。
重りを先端に入れておくと安定します。これは練りゴムです。ちぎって入れます。重りになれば何でも結構。
入れ忘れに注意! 閉じてからいつも後悔しています。

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フロート用の支柱を作ります。
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22、23のフロート間の横の支柱は前後ほぼ同じです。厳密に言えばフロートが後方が細くなる分、後ろが少し長い。
胴体間の支柱は後ろが少し長い。20が後ろ、21が前です。反対しするとお尻が下がり安定性が無くなります。
補強材として竹ひごを入れます。上部に出る竹ひごは二重底を貫通するぐらい長めにします。

胴体に支柱を付けます。右上の写真は最初の試作機の物で、後ろの支柱の角度が合っていません。
最初は安定感がある方が良いと思い、垂直に近い状態で付けました。
しかしイラストや三面図を見ると、後ろの支柱も前の支柱と同じくらい角度があります。
そこで穴の位置を後ろにずらし、支柱の長さを調整することにしました。

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左が改良前、右が改良後。
やはり安定は悪くなりました。(涙) なので少し前に戻しました。
しかも竹ひごが短かったのかあまり安定せず、翌日にはお尻が下がってきました。(汗)
仕方なく斜めに張線を付けました。(最後に写真)なかなか計画通りには行かないものです。

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こんな状態で接着剤が乾くのを待ちます。油断するとすぐに歪みます。

めげずに、細かな部品を付けていきます。
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胴体側面に付く機関銃。デザインがいいですね。気に入っています。
16の曲面は丸い物に押し付けて丸みを出します。

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排気管です。

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38はラジエータ、37のラジエーターの支柱は形を変えています。
右の写真が改良後です。
座席、照準スコープ、風防を作ります。
風防はセロテープを貼って、スコープの通る穴は千枚通しの先端をライターであぶって開けました。注意しないとすぐに穴が大きくなります。(涙)


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悪戦苦闘した後が見られます。

プロペラを作ります。
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今回はスピナが付いているので、オフィスピンを軸にしました。
プロペラは楊子などを利用して丸みを付け、根本はクリップの軸のようなものに巻くように、丸く形を整えていきます。
飛燕でも説明していますので参考に。

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写真はありませんが40は乗降用のステップです。後ろの支柱に付きます。

これで一応完成です。良く見るとアラは目立ちますがなかなかのスタイルだと思います。

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張線は竹ひごを細くして使っています。接着は瞬間接着剤です。

三回で完結という、慌ただしい作り方でしたので、いつものように不備もあるかと思います。
間違いのご指摘、ご質問など遠慮無く頂ければ感謝です。

それでは最後までおつきあい頂き、ありがとうございました。
楽しんでください。それではまた。

工場長 かもめ
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カーチスR3C-0 その2

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かもめ
今回は水上機でフロートが付きます。しかもレーサーなのでフロートの支柱角度が随分後退しています。
紙の支柱で支えるには負荷が掛かりすぎて、段々尻もちをついてくる気がします。
その辺が課題になりそうです。

写真と最終データは少し違っていますがご容赦を。

では胴体から。前部と後部に分かれています。中のコックピットが胴体と支柱の補強を兼ねます。
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尾翼や支柱用の穴を開けておきます。
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4の計器板は後から付けるよりも、この時付けた方が楽です。
コックピットは胴体の床との間を2〜3ミリほど開けておきます。
先端は2〜3ミリのりしろとして出しておきます。足りない部分は別紙で付け足してください。

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下翼を作ります。
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補強用に竹ひごを細く裂いたものを入れておきます。上反角はなく真っ直ぐです。
支柱用の穴を開けておきます。

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支柱用の穴を内部コックピットにも開けます。
どの位置に開けるか? 私には正確に計算できません。
支柱の後退角度と前から見たハの字の角度を高度な想像力によって割り出し、思い切って開けてください。
支柱を2点で支える、このぶっつけ大工的な構造が、私の課題に対する答えでした。

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機首は顔ですから、綺麗に作りたいものです。
しかし曲面が多く、分割を多くすればそれなりに曲面も出せるのですが、貼り合わせが目立ちます。
切り込みを入れて、曲面に押し付けたりして紙を曲げることにしました。

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思った通り、だいぶシワが寄りました(涙)
皆さん、もっと上手く作ってくださいね。私は後で色を塗ってごまかします。

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コックピット後ろの5の整形板を付けた後、垂直尾翼と水平尾翼を付けます。接着面は少し折っておきます。
水平尾翼には補強用に竹ひごを入れた方が良いでしょう。

お疲れ様でした。今日はここまでにします。
後は上部主翼を付けた後、いよいよフロートを制作します。

続く

カーチスR3C-0 その1

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かもめ
『紅の豚』に登場するカーチスR3C水上機を作ってみました。

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正式にはカーチスR3C−0非公然水上戦闘機とあります。
カーチスR3Cは実際に存在した水上機で、1925年のシュナイダー・トロフィー・レースで優勝しています。
その時の番号はR3C-2でR3C-1は陸上機です。R3C-0ということは番外編で、戦闘機型ということでしょうか。
飛行艇と水上機の違いは、下駄のようにフロートを付けていつのが水上機、サボイアのように胴体に船の底のような構造を持つのが飛行艇というようです。
カーチスR3Cの優勝を機に、イギリスやイタリアも、その後の開発は水上機へと移っていきます。

マーキングは映画のものではなく宮崎駿の『雑想ノート』の中の「飛行艇時代」に掲載されているものにしました。
ドクロマークの方がオーナのドナルド・チャックの性格に似合っているように思います。
正式図面はないので『雑想ノート』のイラストとR3C-2の三面図を載せておきます。
参考にしてください。
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展開図ダウンロードはこちら→ペーパーファクトリー


粘土のパイロットフィギャー

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かもめ
複葉機の吹きさらしのコックッピトや、風防を透明にした場合には、どうしてもパイロットを乗せたくなります。
タミヤの1/35のパイロットでも無理をすれば入りそうですが、無いものは作る!
そんな訳で、私流のパイロットの作り方を紹介します。
といってもコツがあるわけではありません。
これはもう、経験と慣れですかね。とにかく作って、作って、いっぱい作れば納得のいく物も段々出来てきます。
完璧を求めず、少しぐらい歪んでいても、荒削りでも味があると思いましょう。

粘土はラドール 石塑粘土を使っています。100均でも色々売っていますが、きめの細かさ、乾いた後にカッターなどで削れたりするので気に入っています。
塗装は子供の使うポスターカラーでも良いでしょうが、私はタミヤのアクリル塗料を使っています。
たまにプラモデルを作るので。何色か持っています。つやがあって、乾きも早く綺麗です。

まずは粘土を取り出します。上半身だけなので、ほんの少しで足ります。
残りは上手に保存できれば一生分ありそうです。

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爪楊枝などでゴーグル、目、鼻、あごの辺りを押さえて輪郭を出していきます。

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余り細かなことにはこだわらず、ちょっとくぼみを付けたり、押したりしていると目や鼻に見えてきます。

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飛行キャップは顔の輪郭を出すのに便利です。顔が引き締まり、それらしく見えます。
ちょっとした力の加減で、顔が歪んだり、太ったり、横を向いたり、上を向いたり調整は難しいですが、だんだん慣れてきます。
どんなパイロットにしたいか、写真や絵があると便利です。あくまでも目標ですが。
私的には、おおば比呂司さんの描く飛行機イラストが好きで、人物のちょっととぼけた感じが好きです。

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えり、ゴーグルなどは後からも付けられます。
一晩ぐらい乾燥させます。しっかり乾燥すると、カッターで削ることが出来ます。
彫刻する気分で、不要な所を削っていきます。
色を塗って完成です。

SOONE707さんのスピリッツ・オブ・セントルイス

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かもめ
SOONER707さんがスピリッツ・オブ・セントルイスの記事を載せてくれました。
グラマン・ダックの時のように作り方も載せているので、参考になります。
作る前に色々資料も調べたようです。
その飛行機の歴史や背景を知ることで、作りながら愛着がいっそう湧いてきますね。
特にクラシックの飛行機には夢とロマンがあふれているように思います。
どうもありがとうございました。
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