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プロペラファクトリー制作記

趣味で作っている飛行機のペーパークラフトの作り方を載せています。 PDF型式の展開図をダウンロードできます。 ダウンロード先はホームページ(http://ta7080.wixsite.com/paperfactory)やペパクラギャラリーに載せています。面白そうなものがあったら、ぜひ作ってみてください。

スーパーマリン シー・ライオンの作り方 その2

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かもめ
垂直尾翼と水平尾翼、そして舵を付けます。
@seal12 @seal14-1
尾翼の内側には潰れないように二つ折りにした補助剤を付けました。
P-7,8は斜め支柱で水平尾翼の下に付きます。
強度が足りないので竹ひごを中に入れるのですが細くて大変。
そこでプラペーパーを展開図に合わせて切り出し色を塗って試してみました。
なかなかいい感じ!使えるかも!
P-11は舵

@seal13 @seal14-2
垂直尾翼は斜め支柱の穴を塞がないように付けます。
舵は胴体尾部に挟んで固定します。
水平、垂直をよく確認すること!

下部の主翼を作ります。
@seal14 @seal15
支柱を取り付ける穴を開けておきます。
内側の支柱あたりからほんの少し上反角が付きます。
内部には潰れ防止と上反角を付けやすくするために補強材を紙を丸めて入れてあります。
p-13はヘッドレスです。p-6はエンジンを取り付けるためのセンター支柱です。

@seal16 @seal17
p-5は斜め支柱
前方や上方から見て胴体や水平尾翼との並行や傾きがないように確認!

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seal20.jpg seal21.jpg
エンジンを作ります。この強力なエンジンが優勝に貢献しました。
E-6はラジエーターキャップ。始動用のクランクはカラークリップを切って曲げて付けました。
プロペラは四枚。少しひねって角度を付けて取り付けます。
胴体につけたときぶつかる可能性あり、そのときは少し切って詰めます。

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p-1,2は翼間支柱。八本もあり竹ひごを入れているので面倒な所でもあります。

上部主翼を作っておきます。
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支柱を立てます。このへんの順序は各自のやりやすい方法で。
二列にきれいに並ぶように。前の穴が深くなるので長い方の支柱を使います。
内側の支柱に合わせてエンジンを取り付けます。
このときエンジンの上部を固定するためラジエーターキャップが上翼に固定できるようにします。
そのためにキャップの高さと翼間支柱の高さが同じになるようにします。
正確には1,2mm短くなるように(支柱は差し込むため)。
ならない場合はN字支柱か翼間支柱を切って調整します。仮組みして現物合わせが大事です。
設計のツメが甘いせいなのですが……。

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p-9,10の補助フロートとb-14の風防を付けて出来上がりです。
seal30.jpg seal31.jpg

seal32.jpg 41_sealion4.jpg

今年はスタートで躓いてしまいましたが、これからも面白そうなものを取り上げて作っていきたいと思います。
シュナイダー・トロフィー・レースの飛行機はシリーズとして続けたいと思いますが、古い飛行機は支柱も多く大変でした。
今回に懲りることなく続けたいと思います。

それでは最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。
感謝を込めて!



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スーパーマリン シー・ライオンの作り方

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かもめ
何とか手術も終わり、リハビリを兼ねて制作もぼちぼち初めました。
まだ絶好調とは言えませんが、やる気が出てきたことは喜ばしいことです。
だいぶ時間が立ってしまいましたが、スーパーマリン シー・ライオンの作り方を載せていきたいと思います。

ナポリで開催された1922年シュナイダー・トロフィー・レース優勝機です。
飛行艇タイプ最後の優勝機で、翌年からは優勝したカーチス・レーサのように水上機タイプが主流になります。
飛行艇タイプは曲線が綺麗ですが、作るのは難しいです。
この飛行機もエイのような機首から底面にかけての形が面白いのですが、作るのは手こずりました。

まずは三面図と出来上がりを載せておきます。
@Supermarine_Sea_King

41_sealion1.jpg 41_sealion2.jpg
41_sealion-UK2.jpg 

制作手順の写真を撮るためにもう一度作っているのですが、難しい…!
支柱の長さがまず合わない。
この飛行機はなかったものとして削除しようかと迷っていたところ、Twitterで「紙好きGG」さんが取り上げてくれました。
大変だったようですが見事に完成したのをみて、多少手を加えてアップし直すことにしました。
「紙好きGG」さ流石です!
新しくウクライナの空軍バージョンのつもりで作り始めたのですが組み込み忘れたものもあり、
結局、写真は以前のと混ぜて使っています。
病気がわかった頃ちょうどロシアのウクライナ侵攻が始まり、なんだか他人事に思えず平和を願って作ってみました。

まずは胴体から作ります。
@seal02 @seal01
パーツ番号のBはBODYの意味ですがとても曖昧です。意味はありません。
飛行艇の魅力とも言える舟形のボディーです。部品点数も多く第一関門です。
組み立ては、はみ出したノリだらけになりやすいです。
私は後ろから作り始めました。
まず支柱などが入る穴を開けておきます。
尾部は舵を取り付けるので接着せず開いておきます。

@seal04-2 @seal04
本当はB-9の補強板の上にB-8のコックピットを乗せないといけないのですが、ウクライナ版では忘れてしまいました。
歳のせいか、時間が空いたせいかわかりません。多分両方でしょう。

@seal05 @seal06
船底の山折り、谷折りは指示がありません。写真を参考ににしてください。
私もこういう覚書がないと二度と作れないかもしれない。

@seal06 @seal08
@seal09 @seal10
@seal11
B-12のステップ?を付けて艇体は出来上がりです。






成田の航空科学博物館に行く

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かもめ
3月13日の日曜日、TSMC(東京ソリッドモデルクラブ)の人たちに誘われ航空科学博物館に行ってきました。
お目当ては3月に特別展示されている故小武内省三(おぶない しょうぞう)さんの飛行機作品を見るためです。
そしてもう一つはやはり故人となってしまった堀内穣(ほりうち ゆたか)さんの飛行船の作品です。
こちらは常設展示となっていて、なんとこちらの作品は紙で作ってあるそうで、
どこにも張り合わせたあとがなく、マーキングも印刷した紙を裏側から紙やすりで削り薄くしたものを貼っていると聞きました。

どちらの作品も芸術品で、まさにアートでした。

ソリッドモデルの愛好者は年々減っているようで高齢化が進んでいます。
こうした作品がもっと多くの人に紹介され、間近に目にする機会が増えれば若い人にも作ってみたいと思う人が出てくるのではと思いました。
私のはぶっつけ大工ですが、制作に対する思い入れと愛情に襟を正される時間でした。

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アベンジャーの作り方 3

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かもめ
旋回銃座と風防をつけます。
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B15の内側に紙を巻いて入れ補強しておきます。高さは組んでみて調整してください。
風防で押さえるかたちになり、ある程度は動きます。いつも思うのは垂直尾翼は撃ち抜くことはないのだろうか?

降着装置を作ります。
先ず尾輪から。艦載機の尾輪は複雑なものが多く、これも折りたたんで格納するようです。
もちろんそんな複雑なものはできず、それららしくごまかしています。
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G9はベビー綿棒を使っています。B11はカバーです。

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主脚です。G4はトルクリンクですが前に向いています。G7はカバー。
G3は後ろにつく支柱。G6は横につく支柱です。
支柱がたくさん付き頑丈な作りですが向きを間違えやすいので注意。

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細かな部品を付けます。
E9は着艦フック。お尻の穴から差し込みます。ここから出し入れするようです。
W3-1は翼をつなげる蝶番。この角度が胴体に沿って翼を折りたたむ味噌です。

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プロペラです。三枚の可変ピッチプロペラです。
プロペラは表側が少し大きめに作ってあるので裏を黒く塗っておきます。
P4はプロペラの根本に巻きます。ハブとの接合部分でネジで止めるようになっています。
これもそれなりに似せたつもりですが、以前よりはだいぶ進歩したように思います。
その分複雑になってしまいました。
特に細いプロペラシャフトをどのように回転させるか? 無い知恵を絞りました。
苦肉の策ですがもう、工作って感じです。
PP綿棒の軸受は火であぶって加工しました。奥は入れやすいように細く、がたつき防止にもなっています。
前は軽く火であぶり潰して、中に落ち込まないようにしてあります。

最後に雷撃機ですから魚雷を作ります。
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以上で出来上がりです。
部品点数も多く複雑でしたが作っていて楽しい飛行機でした(過ぎてみれば)。
魚雷を抱えているので胴体は太いのですが、後半はキュッと締まっていてデザインもなかなかです。
時間があればぜひ作ってみてください。分からないこと、不備などがあれば遠慮なく連絡ください。
それでは最後まで見ていただきありがとうございました。
それではまた。

PS 友人から面白い映像があるよと送ってきました。アベンジャーの着水場面です。
見事な着水でした。艦載機なのでしっかり浮いています。

PS. 吉野さんから「切り抜き線が太くて作りにくいので直していただけないでしょうか」との連絡があり
確認したところ不備が見つかりました。ごめんなさーい。
早速直しておきました。更新は3月10日12:00です。
ご迷惑をおかけしました。


再度「魚雷格納庫の寸法が少し短いのでは?」というご指摘があり
確認したところ要修正と判断し4mmほど伸ばしました。
重ねてありがとうございました。
更新は11日です。


アベンジャーの作り方 2

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かもめ
機首部分です。
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B6はエンジン前面ですが、プロペラシャフトがはいる土台となります。
作例ではB4に貼り付けたのですがB7のギヤボックスを付けたときB4より前に出でしまいました。
B4のノリシロ部分の内側に貼るほうがいいかもしれません。

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B6の内側にエンジンをしっかり止めます。プロペラシャフトがまっすぐ貫通するように棒を差し込んで確認。

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垂直尾翼と水平尾翼を付けます。三面図を見て位置を確認しておく。
中に補強材を入れておくと潰れにくくなります。
主翼や胴体との水平、垂直を確認するために主翼の通る穴に紙を丸めて通しておくと確認しやすいです。
水平尾翼には竹ひごをいれて補強材にします。このときも水平を確認ししっかり固定しておきます。
最後に垂直尾翼の前にW6を付けます。

いよいよ主翼です。折った方から進めます。
途中から上反角が付き、折りたたむ場合は根本近くから分割し切り口を塞ぐ必要があります。
これが意外と面倒でした。
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主翼中央部は潰れないように補強材を入れておきます。
断面が斜めに複雑な形状をしているので、その形になるべく合わせて補強材を切ります。
手脚の入る穴を開けておきます。補強材で塞がれてしまうので後で開け直す必要があります。
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下面の三角形の部分は下に折っておきます。ここは折ったときに干渉する部分で実機でも下に折れてブラブラしています。
この三次元的な蝶番の角度とこうした複雑な形状が見事な折りたたみを可能にしています。すごいアイデアだと思います。
しっかりした角度で設定できればコンバーチブルで作れると思ったのですが、やはり無理でした。
断面を塞ぐW3は左右、内側外側計4つ付けます。ノリシロがないので工夫が必要です。
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私は断面の内側1mmぐらいのところに細い紙をはって段差をつけ、W3が中に入り込まないようにしてみました。
その場しのぎのぶっつけ大工的方法です。

翼が開いている状態のほうがかんたんです。
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ノリシロがないので別紙でノリシロを作り、中に補強材を入れておきます。
上反角がつくので補強材にも上反角を付けておきます。

初めての翼の折り畳みは何度も作り直し、挫折しそうになりました。